ジーンズを早く乾かす方法!乾燥機にかけても大丈夫?乾かし方と注意点を紹介

 

 

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ジーンズを洗濯した後、乾かすのに時間がかかると感じたことはありませんか?
特に雨の日や湿度が高い日が続くと、「なかなか乾かなくて困る」「早く乾かしたいけど、乾燥機を使っても大丈夫?」と悩むこともあるでしょう。

一方で、「乾燥機を使うと縮んだり、色落ちしたりしないか心配…」という声もよく聞かれます。

そこで今回は、ジーンズを早く乾かす方法について解説します。


●[自然乾燥編]ジーンズを早く乾かすための方法

●ジーンズは乾燥機にかけても大丈夫?

●乾燥機を使う場合のポイントや注意点


など、状況に応じた最適な乾燥方法をご紹介します。

 


自然乾燥で乾きを早める4つのポイント

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1. 脱水をしっかりする

洗濯機の脱水を2回行うことで、ジーンズに含まれる余分な水分をしっかり取り除くことができます。  
1回の脱水ではまだ水分が残っていることが多く、乾燥時間が長くなる原因になります。  

2. タオルドライで水分を取る

脱水後、乾いたバスタオルでジーンズを包み、軽く押しながら水分を吸収させます。
これにより、さらに水分が抜け、乾燥時間を短縮できます。

3. 裏返して筒状に干す

ジーンズを裏返してウエスト部分を広げ、筒状にして干すと、空気の通り道ができ,乾燥スピードがアップします。  

裏返して干すことで、ポケットなど生地の厚い部分や乾きにくい箇所が乾きやすくなります。

4. 風通しのいい場所で干す

乾燥を早めるためには、風通しの良い場所で干すことが重要。  
室内干しの場合は扇風機やサーキュレーターを活用し、ジーンズ全体に風を当てるとさらに効果的です。

直射日光は、色落ち・色褪せするので避けましょう。
窓際のカーテン越しの光や、日陰での自然乾燥が理想的です。


 

 

 ジーンズは乾燥機にかけても大丈夫?

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「自然乾燥が一番」と言われることが多いジーンズですが、乾燥機を使うこと自体はNGではありません。  


ただし、ジーンズは熱と水分の影響で縮みやすい性質を持っているため、注意が必要です。  

綿100%のジーンズの場合、乾燥機にかけると1〜2cmほど縮むと言われています。

 

そのため、スキニータイプやタイトなデザインのジーンズは、乾燥機の使用を避けた方がよいでしょう。

そのほかに、高価なものや、お手入れを絶対に失敗したくない大切なジーンズも生地を痛める可能性があるので、乾燥機を使わない方が安心です。



 

 

乾燥機でジーンズを乾かすとき
色落ちや縮みを少なくするための4つのポイント


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ジーンズを乾燥機にかけたら、短時間で乾かすことができ、忙しいときや悪天候で自然乾燥ができないときに便利ですよね。

他の衣類よりも少し手間はかかりますが、縮みを少なくすることはできます。

ジーンズのきれいなシルエットを保つためにも、乾燥機を使用する際のポイントを紹介していきます。


1.裏返して乾燥機に入れる

裏返しにすることで、ジーンズ表面の生地が傷むのを防ぐことができ、色落ちや色移りを抑える効果も期待できます。

ポケットなど、生地が重なり乾きにくい部分にも風が通りやすくなり、乾燥時間を短くすることができます。

洗濯するときに裏返しにしておくと、乾燥する前に裏返す手間が省けます。

2.乾燥時間の調節

ジーンズの縮みをやわらげるためには、「乾燥時間を短くする」がポイントです。

そのため、ジーンズを乾燥機にかける時間を通常の洗濯物の半分にするのが目安です。

半乾きの状態にはなりますが、乾燥機から取り出し、できるだけ風通しの良いところで、しわを伸ばし形を整えて干すことで、一から自然乾燥するよりも、乾燥時間を大幅に短縮しながら、ジーンズの縮みやしわを抑えることができます。

3.乾燥温度の調節

乾燥機の種類によっては、温度設定が可能なものもあります。

高温で乾かせば早く乾くと思いますが、急激な水分の蒸発によって大きく縮んでしまったり、熱と摩擦によりインディゴ染料が落ちやすくなってしまいます。

できるだけ生地を傷めずに乾かしたいときは、温度設定を「低温」や「デリケートモード」を選びましょう。

4.コインランドリーの乾燥機を使う

家庭用の乾燥機は、容量が小さいため、衣類と衣類、衣類と機材の隙間が十分ではありません。

そのため、ジーンズが機材に触れる回数が増えたり、衣類同士が絡まったりすることで、同じ場所が何度もこすれてしまい、色が抜けてしまうことがあります。

 

コインランドリーに行く手間や、多少の費用もかかってしまいますが、コインランドリーの乾燥機は、ドラムサイズが大きいのでジーンズをゆったりと泳がせるように乾燥させることができます。
熱も効率よく伝わり、乾燥時間を短縮させることにもつながります。

生地の擦れを防ぐクッションとして、色移りしてもいいバスタオルや衣類を2〜3枚入れるのがおすすめです。

 


 

 

ジーンズを乾燥機にかける時の注意点


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ジーンズは、基本的に丈夫な生地からできていますが、縮みやすかったり、色落ちがしやすかったりするなど、トラブルが起こりやすいのも特徴です。

そのため、次のような点には注意しましょう。


初めての洗濯で乾燥機は使わない

ジーンズは主に綿(コットン)素材でできています。
コットン繊維は、水分をよく吸い膨らむ性質を持っています。

また、綿の生地は作られるときに高いテンション(張力)をかけて織られ、形を整えられています。
初回の洗濯で水に触れると、この張力が解放され、自然な状態に戻ろうとします。



そこに乾燥機の熱が加わると、通常よりも一気に水分が蒸発し、繊維がギュッと縮むことになってしまいます。

これが乾燥機を初回から使うと、縮んでしまう原因になります。

 

 

一方、ジーンズの色落ちの原因はインディゴ染料の特性にあります。

インディゴ染料は他の染料と異なり、繊維への吸着力が弱いため、繊維と結びつきにくい性質を持っています。


一般的な染料は、繊維と化学結合を形成するのに対し、インディゴは繊維の表面に付着するだけなので、摩擦や洗濯によって落ちやすいのです。


特に初回の洗濯では、糸の表面に付着している余分な染料が流れ落ちやすいため、色落ちが発生します。

でも、それこそがインディゴならではの味わいでもあります。



独特の深い青色と、履き込むほどに変化していく味わいは、インディゴならではの特性。
色落ちするからこそ、自分だけの風合いが生まれ、履くほどに愛着がわきます。

初めての洗濯ではどのように洗濯・乾燥させても基本的に縮みや色落ちは起こりますが、特性を理解し、適切なケアをすることで最小限に抑えることができます。



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ジーンズをできるだけ早く、そしてキレイに乾かす方法をご紹介しました。

大切なのは、生地を傷めず、縮みや色落ちを防ぎながら乾かすこと。
自然乾燥が基本ですが、忙しい日や天候が悪い日は、乾燥機も上手に活用すると便利です。


ちょっとした工夫で、お気に入りのジーンズを長く美しく保つことができます。

今回のポイントを押さえて、大切なジーンズをより良い状態で維持しましょう。

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