今更、聞けない!デニムとジーンズの違いを教えて!

みなさん気になっている、私たちが扱っているジーンズの話題。巷でデニムパンツともジーンズパンツとも同じような意味合いで使われています。

実は使い方が違う、デニムとジーンズについて、しっかり説明してたいと思います!

 

デニムって?

 

 

デニムは「生地」のこと。

つまり素材です。

 

色々なアイテムに使われる、コットン製でしっかりとした織り方の生地で、インディゴ染めの深みのある青色が特徴的です。

 

この生地の魅力はなんといっても丈夫さと独特の色合い。

 

パンツだけでなく、ジャケット、バッグ、スカートなど、どんな形にしても素敵に仕上がります。デニム素材のアイテムは季節を問わずに楽しめるから、一年中取り入れられるのが嬉しいポイントですね。

 

 



ジーンズって?

 


ジーンズは、デニムという生地を使って作られる「パンツ」のことです。つまり「ジーンズ = デニムのパンツ」。

 

リベット(小さな金属の留め具)やステッチがポイントで、耐久性や動きやすさを意識して作られた、働く人々のための服としてスタートしました。

 

今ではその独特のスタイルとデザインが進化して、カジュアルコーデの定番アイテムに。

 

細見え効果のあるスリムフィットから、リラックスしたワイドシルエットまで、たくさんのバリエーションが揃っているので、どんな体型やスタイルにも合わせやすいのが魅力です。
BOBSONレディスのサイトでは幅広くシルエットを展開しているのが嬉しいところですね。ぴったりのジーンズが見つかるはず(^^)

 

 


つまり、「デニム」と「ジーンズ」の違いって?

 


デニムは素材で、ジーンズはそのデニムで作られたパンツ。デニムのジャケットもあれば、デニムのシャツもあるけれど、それらはジーンズとは言わないんです。

少しややこしいですが、ジーンズはデニム素材の中でも「パンツ」という形に限定されたアイテムと覚えておくと、わかりやすいですね。

 

 

デニムの起源と歴史

 

「デニム」という生地の名前は、フランスの「セルジュ・ド・ニーム(Serge de Nîmes)」に由来しています。

これは、17世紀にフランスのニーム地方で作られていた「セルジュ」という丈夫な織物が始まりとされています。

セルジュは当初、ウールやシルクといった素材で作られていましたが、後にコットンを用いることで、さらに耐久性と柔軟性を増すことに成功しました。

 

 

18世紀には、アメリカにこの生地が渡り、労働者向けの衣類として使用されるようになり、「デニム」と呼ばれるようになりました。

 

 

デニム生地の特徴は、その独自の織り方にあります。

 

 

縦糸と横糸を交互に組み合わせることで、綾織り(ツイル)の生地が生まれます。

これにより、片側は青(インディゴ染めの縦糸)、反対側は白(未染色の横糸)という、デニム特有の色合いが生まれました。

この構造のおかげで、デニムは通常の生地よりも耐久性があり、汚れが目立ちにくいという利点も持っています。

 

ジーンズの文化的な広がり

 

当初は作業着としての役割に特化していたジーンズですが、第二次世界大戦後、ジーンズはアメリカ文化の象徴として、若者や反体制的なアイテムとして注目されるようになりました。

戦後のヨーロッパでは、アメリカ兵がジーンズを履いていたことから、アメリカ文化と結びつけられ、「自由」や「独立」の象徴とされました。

 

 

 

また、ハリウッド映画や音楽シーンでもジーンズが取り入れられ、マーロン・ブランドやジェームズ・ディーンといった俳優が着用することで、そのイメージがさらに広まりました。

 

1950年代から1960年代にかけて、ジーンズはアメリカ国内外の若者たちの間で流行し、ファッションアイテムとしての地位を確立していきました。

 

 

デニムとジーンズ、似ているようで使い方が微妙に違うのがわかりましたね(^-^)

ファッションサイトなどで見かけたときには意識してみると面白いですよ。

 

 

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